コロナが5類になったら。発熱外来について思案中。

コロナ感染症が5類になったら、と、いろいろ議論されています。当院でもどのようにすべきか思案中です。5類になっても病気が変わるわけではないのでやることはほぼ同じなんですけどね。とりあえず、医療者側からの意見を言わせていただけたら、「皆さん、岸田首相の発言を鵜呑みにしてはいけませんよ。『5類になれば発熱外来ではなくインフルエンザと同様に一般医療機関で診られる』なんて本当だけど嘘です!」今でもコロナ感染者を一般外来で診ることは法律上はできます。ただ、一般外来でみると他の患者に感染を広める危険があるから発熱外来に来てもらっているだけです。(インフルエンザより感染力が強いことは常識です。インフルエンザと同等とは言えません。)特に病院では重症の持病のある人が多いから一般外来で診るわけにはいかないでしょうね。もちろん入院も一般病床に入るわけにはいきません。しかし、岸田首相の言うことを信じて一般外来を受診する患者がいるでしょうから混乱するでしょうね。もちろん、岸田首相もこんな簡単なことわかって発言しているでしょうから確信犯ですね。言ってることには嘘は無く、大事な事を言ってないだけだから「嘘つき」にはならないのでしょう。多分、他の分野でも確信犯的なことたくさん発言しているのでしょうね。さて、それよりも当院ではどうすべきかな?今後の流行の変化もあるでしょうから思案中です。このままコロナが消失してしまえばいいのですけどそうはいかないでしょうね。